当社では毎月職員間で会議、研修を行っています。コロナの感染状況等により、事業所での参加とヘルパーの自宅からの参加(zoomを利用してオンライン)を選べるハイブリット会議となっています。
先月のテーマは
①事故発生または再発防止について
②緊急時の対応
でした。
①については、介護事故の上位の内容を確認しました(転倒&転落、感染症、誤薬、接触、誤嚥等)。
また、(株)安全な介護 代表取締役の山田滋氏の資料を参考に、人の生活に伴う避けられないリスクがたくさんある介護の世界では、全ての事故を防ぐことはできず、防げる事故と防げない事故があること、防ぐべき事故を減らしていくことが大切だと確認しました。
誤薬のように防げる事故については、ヘルパー間で事故を起こさないチェック方法(名前、日付、いつの薬なのかを口に出して確認する等)についても確認をしました。
②については、「いつもと違う」ことに気づく観察の視点(顔や声、身体、行動)を大切にすること、救急搬送する際に意識レベルの指標となるJCS(3-3-9度方式)の確認をしました。
普段は個別に仕事をしているヘルパーだからこそ、こうやって実際に起こった事例や予防策を情報共有する機会はとても大切だと感じる研修でした。