本日紹介するのは87才女性一人暮らしの支援です。
ここのお宅には毎日ヘルパーが訪問しています。毎日の支援では服薬確認を行い、その他買い物代行や調理、掃除、洗濯も行っています。最近デイサービスに通い出されたためデイサービスの送り出しも行っています。
「もう何をするのもおっくうになってきた」と言われますが、昔取った杵柄で、調理を行うときは一緒に台所に立たれ手際よく下ごしらえや味付けをされます。
訪問している時間は15分、30分、1時間と短い時間ですが会話が途切れることなく笑って過ごすことの出来るヘルパーにとっても楽しい時間になっています。
ヘルパーの仕事で大事なことの一つが自立支援の促しです。年を取ると、若い頃にできていたことが思うようにできなくなり、人と会うことや外出することが億劫になったり、何をするにも自信ややる気をなくすことが増えて来られます。
しかし、ヘルパーと一緒にすることで自然と体が動いたり、やる気力が出てくることもあり、まだまだ出来ることがたくさんあることを実感することが出来ます。
ヘルパーは手を出しすぎず、できないところを手伝ったり、できるきっかけを作ることで、ご利用者が少しでも自立した生活が継続できるよう促します。
住み慣れた自宅で自分らしく暮らしたいという想いに寄り添えるように、安心して暮らしていくことができるように、これからも私たちが出来るサポートをしていきたいと思います。
※記事と写真の掲載については、ご本人及びご家族に同意をいただいています。
今回は介護保険の身体生活編(身体介護と生活援助の混合型)の紹介でした。またその他の支援も発信して行きます。