認知症の特集コーナーでふと見かけた本、久しぶりにこんな本あったら良かったと思う本に出会いました。
「ムリなくできる親の介護〜使える制度は使う、頼れる人に頼る、便利なツールは試す!」
著者の工藤広伸さんは、自身の祖母と母のダブル遠距離介護からスタートし、祖母の死後父の看取りを行い、現在は東京で仕事をしながら岩手に住む一人暮らしの母の遠距離介護をしているという男性です。
家族介護について家族の立場で書かれてい本は多いのですが、この本はエッセイというより役立つ情報を集めた実用書のような視点が珍しく、漫画も交えてとても読みやすくなっていました。ヘルパーとして働いていても訪問で関わるのは生活のほんの一部、それ以外の在宅介護については知らないことも多く、なるほどなぁと思うことが沢山ありました。
筆者は現在も試行錯誤しながら遠距離介護を続けておられ、公式ブログで情報発信されています。在宅介護のやり方は人それぞれですが、こんなやり方もあるのだと一つの情報として参考になるのではないでしょうか。
工藤広伸さんの公式ブログhttps://40kaigo.net/