12月研修報告

12月研修報告

12月の研修は、感染症対策と業務継続計画(BCP)についてでした。

感染症対策については、現在進行形の新型コロナの第8波と,今後予想されるインフルエンザへの備えや最新情報について確認しました。
特に新型コロナについては、刻々と状況が変化している為、感染した場合の療養期間、濃厚接触者となった場合の自宅待機期間、事業所で陽性者が発症した場合の対応の最新情報について確認しました。

そして後半は業務継続計画(BCP)について確認を行いました。
自然災害、感染症の蔓延、テロや大事故などの不測の事態には、通常通りの業務を実施することが困難となります。業務継続計画とは、そんな場合でも業務を中断させないように準備をしたり、中断した場合でも優先業務を実施し、目的期間内に復旧をするための計画で、2024年度から介護保険の全事業所に義務化されます。
計画には、介護サービスの継続、利用者(入所者)の安全確保、職員の安全確保、地域への貢献(特に入所系施設)などを盛り込むことになっています。

当社でも特に夏の新型コロナ第7波では、職員やご利用者(共に家族含む)・他事業所等の関係者に、感染や濃厚接触による自宅待機者がほぼ同時期に発生し、勤務変更や対策に追われました。
その中でも、日頃の対策としてシフトの代替案やサービス提供の優先順位を考えていた事もあり、たくさんの方々のご理解とご協力を得ながら、最低限必要なサービスについては何とか提供し、元の業務体制に戻していくことができました。

訪問介護は、日々の生活を維持していくために必要なサービスを提供している為、食事、排泄、服薬、医療的ケア等有事の際にも途絶えさえることができないものも含まれます。新型コロナやこれまで経験した多くの大震災や自然災害を参考に当社でもこの計画については作成していますが、今後も活用や見直しをしながら有事に備えて行くことを確認しました。

※京都市の新型コロナ関係の最新情報はこちら「京都市情報館 新型コロナ関連」https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000294318.html

※BCPに関するガイドラインについてはこちら 「厚生労働省 介護施設・事業所における業務継続計画作成支援に関する研修資料・動画」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/douga_00002.html

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