敬老月間に思うこと

敬老月間に思うこと

今年の京都市はほんとに暑く、35度を超える猛暑日数が過去最高、9月も30度を超える真夏日が延々と続き、暑さ寒さも彼岸までという慣用句もどこへやら、、、。

さて、今月は敬老月間です。京都市広報資料によると、今年度中に100歳を迎えられる方が544名、今年9/1現在100歳以上の方は1,532名。また、高齢者人口(65歳以上の方の)は41万990人、高齢化率(人口のうち65歳以上の方の占める割合)は28.5%、3.5人に一人は高齢者ということです。

また、厚労省の発表では2022年度段階で訪問介護の有効求人倍率が過去最高の15.53倍とのこと。施設の介護職員の4倍と比べてても明らかに人手不足が進んでいます。団塊の世代が高齢化してきた今、この人材不足はさらに進むと予想されています。

人手不足の原因は、資格が必要なこと(施設やデイは資格なしからすぐに始められる)、施設介護と異なりご利用の生活環境に合わせた支援が必要、一人で支援に入ることが多いなどから、給与は施設系より高いのに始めるのにハードルが高いイメージであり、若い人が始めにくいことも一因のようです。

当社では、資格はあるけど未経験、施設で働いていたけど在宅は未経験、介護経験はあるがブランクがある、子育てや介護等家庭との両立、体力面など様々な不安を抱えながらも働き始めた仲間がいます。当社の理念にもあるようにお互いのライフスタイルや価値観、事情も理解しながら自分らしく働ける環境があることで、そんな不安を抱えながらも離職せずに続けられる環境が整っています。新規の利用者訪問が不安な時は同行回数を増やしたり、支援中でも判断に迷う時は事務所や上司と連絡を取り合ったり、ICTシステム(介護記録ソフト)で他のヘルパーの支援内容を共有できたり、会議等で辛さも楽しさも共有したり笑い合えたり、、、。

ヘルパーの平均年齢は2021年10月時点で54.4歳、約4人に一人(25.4%)が65歳以上とのことです。当社も65歳を定年としていますが、継続雇用で65歳を超えて働いている方もいます。

当社では今年も新しく働く仲間が増えましたが、一緒に働いてみようかな?という方がいたら、まだまだ求人募集していますので、気軽に連絡いただけたらと思います。

暑く長い夏が終わろうとしています。寒暖の差で体調を崩しやすい時期ですが、美味しいものでも食べてぼちぼちやっていきたいですね。

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